お客様の要望をもとに、
イメージどおりの図面を書き起こす


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現在のお仕事について教えてください
受注設計グループで機械の図面作成を行っています。当社の営業スタッフがお客様から機械の受注をいただいた後に、そのご要望を形にするための図面を作成します。お客様のご依頼内容はさまざまですし、ハードルの高い要求をいただくこともあります。みなさんに満足いただくために、どう設計するかが腕の見せどころです。
CADソフトを用いて設計するため、1日中デスクに座りっぱなしですが、時には設計した図面を持参してお客様のもとへ打ち合わせに行くこともあります。 -
印象に残るエピソードについて 教えてください
入社一年目の時に、ゼロから構造を考える必要のある機械の設計を任されました。それまでは同じような仕様をマイナーチェンジする程度の比較的な簡単な仕事を任されることが多かったですが、その機械は前例が少なく……。根本から構造を考える必要があるのでとても苦労しました。なんとかできあがり、お客さまから承認をいただいた時は本当に嬉しかったですね。その帰り道に、北海道の美味しいものを食べたことまで記憶に残っています笑。
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カシフジならではの魅力は?
学生時代は理工学部に所属していました。将来は機械設計をしたいと思い、一から機械を作るカシフジに入社しました。また、設計する人と工場現場で機械を作る人との距離が近いことに魅力を感じていました。トラブルがあった時はすぐに出向き、自分の目で見て機械を確認するとその対処法の方針が決めやすくなります。会社によってはそれぞれの位置関係が遠いこともあるようですので、その点はカシフジならではの魅力と思います。

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職場環境はいかがですか?
設計はハードワークのイメージがありましたが、過度の残業はないため入社前のイメージとは異なりました。設計はお客様の担当が一人ひとり割り振られていますが、仮に仕事の進捗が芳しくない状況に置かれた場合、部署内のスタッフが協力してくれます。そのため、完成するまで深夜まで残業することもありません。
また、昼休みに屋上でサッカーや野球ができることも楽しみの一つです。仕事の上では接点のない人とも友達になれるので、毎日充実した日々を過ごせます。 -
お仕事で大事にしていることは?
設計はミスすると、お客様だけでなく社内のあらゆる部署に迷惑をかけることになります。設計を経たのちに、いくつもの製造プロセスを経て機械は形になります。出荷前の最終検査で、ひとつの部品を間違えたら全ての工程がやり直しになります。コストもスタッフの時間も無駄になるので、図面を書く時は慎重さを要します。干渉は無いか、耐久性はあるか、使い勝手がよいかなど、頭の中で何度も想像して書くようにしています。プレッシャーが大きい分、しっかり動いてくれるとホッとします。